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2 役割と責任§

2.1 役割§

トーナメントにおける各個人は、以下のうち1つ以上の役割を担うものと見なされます。

  • プレイヤー
  • 観客
  • トーナメント主催者
  • ヘッドジャッジ
  • フロアジャッジ
  • スコアキーパー
  • カバレッジメンバー
  • ゲームアテンダント

トーナメント主催者、ヘッドジャッジ、フロアジャッジ、スコアキーパー、ゲームアテンダントの役割を持つ個人はトーナメントスタッフであるものとみなされます。トーナメント主催者は、トーナメントの役割を有していない個人に対しても、トーナメントスタッフとして行動する指示を与えることができます。ヘッドジャッジとフロアジャッジはどちらもジャッジの役割と見なされます。カバレッジメンバーは、その全体を総称してカバレッジと呼ばれます。

トーナメントスタッフはトーナメント中に役割を変更することが認められますが、トーナメント主催者やヘッドジャッジである個人はトーナメント全体を通じてその役割であり続けるべきです。

Tier1のトーナメント(先鋒戦を除く)では、トーナメントスタッフはプレイヤーを兼任することができます。Tier2以上のトーナメント(および先鋒戦)では、トーナメントスタッフはプレイヤーを兼任することはできません。

Tier1のトーナメントでは、トーナメント主催者はジャッジを兼任することができます。Tier 2以上のトーナメントでは、トーナメント主催者はジャッジを兼任することができません。

2.2 プレイヤー§

プレイヤーとは、トーナメントに参加している個人です。プレイヤーは以下の責任を有します。

  • フレッシュ&ブラッドのトーナメントのルールとポリシーを把握していること。
  • トーナメントに参加するために必要なトーナメント用の物品を持ち込むこと。
  • アナウンスされた開始時間と時間制限に従い、ゲームに物理的に参加すること。
  • 常に敬意ある態度をとり、反スポーツ的行為は行わないこと。
  • 明確で適正なゲーム状況を維持し、相手プレイヤーと良いコミュニケーションを取ること。
  • 違反行為に対する裁定やプレイヤー間の議論の決着を付けるためにジャッジを呼ぶこと。
  • トーナメント記録に相違点があればジャッジやスコアキーパーに報告すること。

2.3 観客§

個人はジャッジである場合を除き、自身が参加していないマッチにおいて観客であると見なされます。観客は以下の責任を有します。

  • プレイヤーに対して静寂かつ受動的であり、進行中のマッチの結果に対して影響を与えないようにすること。
  • ゲームの行動などにおいてルールやポリシーに違反する行為を見た際に、静かにジャッジに対して知らせること。

2.4 トーナメント主催者§

トーナメント主催者はトーナメントの運営および物流を管理する責務を負う、指定された個人です。トーナメント主催者は以下の責任を有します。

  • トーナメントの詳細がトーナメントの日付よりも十分前に告知されるようにすること。
  • トーナメントとプレイヤーを十分にサポートできる会場を用意すること。
  • トーナメントの運営や物流に必要な物品をすべて用意すること。
  • トーナメントがスムーズで効率的な運営になるよう、適切にスタッフを編成すること。
  • プレイヤーが犯した違反に対応すること。
  • プレイヤーに対しトーナメントの賞品の提供を行うこと。
  • トーナメントの結果をLSSに提出すること。

トーナメント主催者(TO)の役割は、各イベントの前に、最低でもトーナメントの開始の前までに指名される必要があります。

2.5 ヘッドジャッジ§

ヘッドジャッジはトーナメントの運営全体を監督する個人です。ヘッドジャッジはジャッジとしての責任[2.6]に加えて、以下の責任を有します。

  • 適切な判断を用いてゲームのルールやポリシーを試行し(また必要に応じて変更し)、トーナメントの健全性を維持すること。
  • そのイベントにおいて、プレイヤーがジャッジの裁定に上告した場合、最終裁定を決定すること。
  • ジャッジに作業を割り当て、彼らが割り当てられた作業を実行するための十分な知識を持っていることを確認すること。
  • ジャッジに対しルールやポリシーや個人的成長に関するフィードバックを行い、支援をすること。
  • カードの公式な特性やルールテキストの解釈に関する最終的な決定権を持つこと。
  • ミスプリント、破損、加工、区別できるカード、スリーブ、ゲーム上の配置、電子機器の使用、プロキシの発行に関して基準を設定すること。

ヘッドジャッジは自身が責務を遂行できない場合、他のジャッジへと一時的に責務を移譲することができます。トーナメント主催者は、トーナメントの健全性が損なわれる恐れがあると思われる例外的な状況においては、ヘッドジャッジの役割を代行することができます。

大規模なトーナメントにおいては、複数の個人がヘッドジャッジの役割を同時に務める場合があります。その場合、その個人のうちの1人が正式なヘッドジャッジとなり、残りのジャッジはサポートジャッジとなります。サポートジャッジはヘッドジャッジと同等の責務と権限を有しますが、あくまでヘッドジャッジの指揮下にあります。

2.6 フロアジャッジ§

フロアジャッジはトーナメントの運営全体においてヘッドジャッジを補助する個人です。フロアジャッジは以下の責任を有します。

  • ジャッジコールに対応すること。
  • プレイヤーや観客の質問に答えること。
  • プレイヤーを助けるための情報を提供すること。
  • プレイヤー間の議論の決着を付けること。
  • 合理的な要求に対して補助すること。
  • 裁定を出し、手順やペナルティを適切に適用すること。
  • 違反を見つけたときにゲームを中断し調査すること。

2.7 スコアキーパー§

スコアキーパーはトーナメントの情報を集めて処理し、ペアリングや順位やその他のトーナメント中の記録を作成する個人です。スコアキーパーは以下の責任を有します。

  • 各ラウンドの正しいペアリングを作成すること。
  • 各ラウンドの結果をGEMに入力すること。
  • 通常、スイスラウンドの最終戦後に順位を作成すること。
  • トーナメントの誤っている情報を、ヘッドジャッジと相談の上で解決すること。
  • GEMに入力されたトーナメントの情報を提出する前に、それが正当であり真実であり正確であることを確認すること。

2.8 カバレッジメンバー§

カバレッジメンバーは、イベントのメディア取材を担当する個人です。カバレッジメンバーは以下の責任を有します。

  • 適切なトーナメント情報を、プレイヤーが戦略アドバンテージを得ないような手段で提出すること。
  • トーナメントスタッフと協力し、フィーチャーマッチを実行すること。
  • フィーチャーマッチにおいてマッチのタイミングやレイアウトに関しプレイヤーに指示を出すこと。

2.9 ゲームアテンダント§

ゲームアテンダントはフィーチャーマッチを監督する個人です。ゲームアテンダントは以下の責任を有します。

  • トーナメントスタッフと協力し、フィーチャーマッチを実行すること。
  • フィーチャーマッチにおいてマッチのタイミングやレイアウトに関し、カバレッジメンバーの代わりにプレイヤーに指示を出すこと。
  • ジャッジコールや技術的な問題点を解決するために、適切にマッチを一時停止すること。