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3 ゾーン§

3.0 総則§

3.0.1 ゾーンとはオブジェクトの集合です。ゾーンは「腕」「格納庫」「追放」「胴」「戦闘チェイン」「デッキ」「墓地」「手札」「頭」「ヒーロー」「足」「パーマネント」「ピッチ」「スタック」「武器」の15種類あります。§

3.0.1a ゾーンはそこにオブジェクトがまったくなく、そこに装備されているパーマネントもないとき、空であるとみなされます。装備品ゾーンは空である場合、露出しています。ゾーンは空であっても消滅しません。§

3.0.2 各プレイヤーは、腕、格納庫、追放、胴、デッキ、墓地、手札、頭、ヒーロー、足、ピッチの各ゾーンを1つずつと、武器のゾーン2つのオーナーです。スタックゾーン、パーマネントゾーン、戦闘チェインゾーンはすべてのプレイヤーで共有します。§

注:2023年以前に印刷されたカードでは「あなたがコントロールするゾーン」の語句が使われていて、これはそのプレイヤーがオーナーであるゾーンを参照します。

3.0.3 オブジェクトの視覚状態は「開示」状態か「非開示」状態かのどちらか1つの状態を持ちます。開示オブジェクトとは、そのオブジェクトの特性に関する情報が現在すべてのプレイヤーに参照可能であるものです。非開示オブジェクトとは、そのオブジェクトの特性に関する情報が現在すべてのプレイヤーに参照可能である状態ではないものです。§

3.0.3a プレイヤーはデッキゾーンのオブジェクトを除いて、自身がオーナーである非開示オブジェクトや、自身がオーナーであるゾーンの非開示ブジェクトを見ることができます。§

3.0.4 開示ゾーンとは、そこにあるオブジェクトの標準の視覚状態が開示状態であるゾーンを意味します。非開示ゾーンとは、そこにあるオブジェクトの標準の視覚状態が非開示であるゾーンを意味します。§

3.0.4a 腕、追放、胴、戦闘チェイン、墓地、頭、ヒーロー、足、パーマネント、ピッチ、スタック、武器の各ゾーンは開示ゾーンです。§

3.0.4b 格納庫、デッキ、手札の各ゾーンは非開示ゾーンです。§

3.0.4c 開示ゾーンは、そのゾーンにある間は非開示状態であるオブジェクト、またはそのゾーンに非開示オブジェクトとして移動したオブジェクトを、非開示オブジェクトとして含むことができます。非開示オブジェクトは、ルールや効果により開示状態になるまで非開示であり続けます。§

3.0.4d 非開示ゾーンは、そのゾーンにある間は開示状態であるオブジェクト、またはそのゾーンに開示オブジェクトとして移動したオブジェクトを、開示オブジェクトとして含むことができます。開示オブジェクトは、ルールや効果により非開示状態になるまで開示状態であり続けます。§

3.0.4e ルールや効果が開示ゾーンのオブジェクトを指定する場合、特に指定がないかぎり、適用するルールや効果においてその発生源は開示状態である必要があります。§

例:《Tome of Torment》のテキストには「これを追放ゾーンからプレイしてもよい」と書かれています。《Tome of Torment》が開示ゾーンである追放ゾーンで非開示(裏向き)である場合、それは特に裏向きであることを指定していないため、この能力は適用されません。

3.0.5 闘技場とは、腕、胴、戦闘チェイン、墓地、頭、ヒーロー、足、パーマネント、武器の各ゾーンの集合です。§

3.0.5a 闘技場はゾーンではありません。オブジェクトが特にゾーンを指定せずにルールや効果により闘技場に置かれる場合、それはパーマネントゾーンにパーマネントとして配置されます。§

3.0.5b 格納庫、追放、デッキ、墓地、手札、ピッチ、スタックの各ゾーンは闘技場の一部ではありません。§

3.0.6 ゾーンの配置やそのゾーンにあるオブジェクトの並べ方はトーナメントルールにより規定されます。§

3.0.7 オブジェクトがあるゾーンから他のゾーンに移動するとき、そのオブジェクトが旧ゾーン(移動元)を離れることと、そのオブジェクトが新ゾーン(移動先)に入ることは同時に実行されます。オブジェクトがどのゾーンにも無い時点は存在しません。§

3.0.7a オブジェクトが移動元を離れることは、ルールや効果においてはそのオブジェクトの移動とみなされます。オブジェクトがゾーンを移動する際に非開示である場合、それはその効果において特性を持たないものとみなします。§

例:レヴィアのテキストには「このターン、6{p}以上のカードがあなたの追放ゾーンに置かれていた場合、……」と書かれています。あるカードが追放され、それが移動元にあった時点では4{p}で、追放ゾーンに入った時点で6{p}であった場合、それはゾーンを離れた時点では4{p}だったと見なされ、効果の条件を満たしません。

例:レヴィアのテキストには「このターン、6{p}以上のカードがあなたの追放ゾーンに置かれていた場合、 ……」と書かれています。6{p}のカードが裏向きで追放された場合、それは非開示状態であり、領域を移動する時点で特性を持っていないと見なされるため、効果の条件を満たしません。

3.0.7b 移動の移動元と移動先が同一である場合、移動は起こりません。あるオブジェクトが移動中に開示から非開示に変わる場合、それは代わりに単に非開示状態になります。あるオブジェクトが移動中に非開示から開示に変わる場合、それは代わりに単に開示状態になります。§

例:《Mark of the Beast》のテキストには「これがいずれかからあなたの墓地に置かれる場合、代わりにこれを追放する」と書かれています。《Mark of the Beast》が裏向きに追放され、その後に効果がそれを墓地に置こうとした場合、それは表向きになり、追放ゾーンに残ります。そのカードはこれまでのカードと同一のカードであるとみなされます。

3.0.8 非開示オブジェクトがゾーンを移動し移動先で開示状態になる場合、それは移動を実行する前に開示状態になります。開示オブジェクトがゾーンを移動し移動先で非開示状態になる場合、それは移動を実行する前に非開示状態になります。§

例:《アザレア》の起動能力は、デッキのカード(非開示オブジェクト)を格納庫に表向き(非開示ゾーンの開示オブジェクト)に移動するため、したがってこれは移動を開始する前に開示状態になります。

例:威嚇は、手札のカード(非開示オブジェクト)を追放ゾーンに裏向き(開示ゾーンの非開示オブジェクト)に移動するため、これは移動を開始する前に非開示状態になります。

3.0.8a オブジェクトが開示状態になった後にそのオブジェクトの移動先が置換された場合、その後にそれが新たな移動先で開示オブジェクトと非開示オブジェクトのどちらになるかを基準に[3.0.8]を再チェックします。§

例:《Drone of Brutality》のテキストには「これがいずれかから墓地に置かれる場合、代わりにこれをデッキの下に置く」と書かれています。《Drone of Brutality》が捨てられる(非開示の手札ゾーンから開示の墓地ゾーンへ移動する)場合、このカードはまず開示オブジェクトになり、その後置換効果により移動先がデッキ(非開示ゾーン)へと置換され、そのカードは非開示オブジェクトとなり、最後にそのカードはデッキの下に置かれます。

3.0.9 あるオブジェクトが闘技場でもスタックでもないゾーンに入る場合、または開示オブジェクトが非開示オブジェクトになる場合、それはリセットされます ― そのこれまでの存在は消滅し、過去の存在とは関係を持たない新たなオブジェクトになります。§

例:《Endless Arrow》がプレイされ、リアクションステップ中に《金魚草の登攀者》が起動されて《Endless Arrow》に「続行」を与えました。《Endless Arrow》はプレイヤーの手札(闘技場外のゾーン)に戻り、したがって新たなオブジェクトになります。そのプレイヤーがその《Endless Arrow》をプレイしても、それは「続行」を持ちません。新たな《Endless Arrow》のカードはそれまでの存在とは関係がないからです。

3.0.9a オブジェクトがあるゾーンから他のゾーンに移動したときに誘発する能力は、それが開示オブジェクトであり続けるかぎり、新たなオブジェクトを参照し続けます。§

例:《Merciful Retribution》のテキストには「あなたがコントロールする、オーラか攻撃・アクションカードが1つ破壊されるたび、 [……] それが非トークン・光・カードの場合、それをあなたのヒーローのソウルに置く」と書かれています。闘技場の非トークン・光・カードが破壊される場合、それは墓地に移動し、新たなオブジェクトになります。ただし、《Merciful Retribution》はオブジェクトが墓地に移動すること(破壊の一部)で誘発し、それが作成する誘発レイヤーにおいて、そのゾーンで新たなオブジェクトとなったそのカードを参照し続けます。そのレイヤーの解決前にその非トークン・光・カードが他のゾーンに移動したり非開示状態になったりした場合、その誘発型レイヤーはその参照を失います。

3.0.9b オブジェクトがあるゾーンから他のゾーンに移動したときに誘発する効果を持つ能力は、そのオブジェクトが開示状態であり続ける限り、それが発生するあらゆる効果の残り期間において、新たなオブジェクトを参照し続けます。§

例:《Bull's Eye Bracers》のテキストには「あなたの格納庫にカードがない場合、あなたは手札の矢・カードを1枚、格納庫に表向きに置いてよい。そうした場合、それはターン終了時まで+1{p}を得る」と書かれています。矢・カードが格納庫に置かれる場合、それは新たなオブジェクトになります。ただし、《Bull's Eye Bracers》の起動能力はその矢・カードを移動する効果の発生源で、効果の残りではそのゾーンの新たなオブジェクトを参照し続けます。

3.0.9c オブジェクトがどのように新たなオブジェクトになったかの手順は、新たなオブジェクトの経歴として保存されます。§

例:《Slithering Shadowpede》のテキストには「このターン、これがあなたの手札から追放されたなら、これをあなたの追放ゾーンからプレイしてもよい」と書かれています。《Slithering Shadowpede》が手札から追放された場合、それはリセットされた追放ゾーンで新たなオブジェクトになりますが、それがどこから追放されたかに関する情報は保存され、このターンにそれを追放ゾーンからプレイすることができるようになります。

3.0.10 同じ種類のゾーンは、それが作成された手順からは独立しています。ルールや効果が既存のゾーンと同じ種類のゾーンを作成した場合、その作成されたゾーンはそのルールや効果によって作成されたとして区別されることはありません ― 単にその種類の追加のゾーンであるだけです。§

3.0.10a ルールや効果がオブジェクトを特定の種類のゾーンに移動し、その種類に一致するゾーンが複数ある場合、そのオブジェクトのオーナーであるプレイヤーはそのオブジェクトをどちらのゾーンに移動するかを選びます。§

3.0.10b あるプレイヤーのゾーンが消滅し、そのプレイヤーがオーナーであるその種類のゾーンが1つのみであった場合、そのゾーンのすべてのカードはクリアされ、そのゾーンは消滅します。§

3.0.10c あるプレイヤーのゾーンが消滅し、そのプレイヤーがオーナーであるその種類のゾーンが複数ある場合、そのプレイヤーがオーナーであるその種類の空のゾーンは消滅します。そのプレイヤーがオーナーであるその種類の空のゾーンが存在しない場合、そのプレイヤーはどのゾーンが消滅するかを選びます ― そのゾーンのすべてのカードはクリアされ、そのゾーンは消滅します。§

3.0.11 ルールによりオブジェクトが存在しないゾーン、またはそのオブジェクトを含むことができないゾーンに移動する場合、そのオブジェクトは代わりにクリアされます。[3.0.12]効果によりオブジェクトが存在しないゾーンに移動する場合、またはそのオブジェクトを含むことができないゾーンに移動する場合、そのオブジェクトが他のルールや効果により消滅することが無いのなら、その移動イベントは失敗します。§

例:ウズリのテキストには「……対象のアクティブチェインリンクにある隠密を持つ攻撃カード1枚をオーナーのデッキの一番下に置き、その後、その追放したカードをアクティブチェインリンクに攻撃カードとして置く」と書かれています。対象の隠密を持つ攻撃カードがトークンタイプを持つ場合、それはデッキの一番下に置かれる前に消滅します。

3.0.12 オブジェクトをクリアするには、それを現在のゾーンからそのオーナーの墓地に移動します。§

3.0.12a そのオブジェクトがトークンかマクロか非カードレイヤーである場合、それは現在のゾーンを離れ、単に消滅します。§

3.0.13 ある効果が1つ以上のゾーンを参照し、それらのゾーンのオーナーを参照しない(あるいは「いずれか」と指定する)場合、それはその効果のコントローラーがオーナーであるゾーンを参照します。§

3.0.14 サブカードとは、パーマネントの下か、スタック上のカードの下にあるカードのことです。上に乗っているカードをトップカードと呼び、サブカードは下に重なっています。§

3.0.14a カードはルールや効果により指定された場合にのみパーマネントの下にあるとみなされます。§

3.0.14b サブカードは闘技場にあるとはみなされません。これはそのトップカードが闘技場にある場合を含みます。カードがサブカードになる場合、それは消滅し、それまでの存在と関係を持たない新たなカードとなります。[3.0.9]§

3.0.14c トップカードがゾーンを移動し同じオブジェクトであり続ける場合、そのサブカードは同じイベントの一部として同じゾーンに移動し、サブカードであり続けます。トップカードが他のパーマネントのサブカードになる場合、そのすべてのサブカードはそのパーマネントのサブカードになります。§

3.0.14d トップカードが開示状態である場合、すべてのサブカードも開示状態です。トップカードが非開示状態である場合、。すべてのサブカードも非開示状態です。§

3.0.14e トップカードが消滅する場合、同じイベントの一部としてそのサブカードはクリアされます。[3.0.12]§

3.1 闘技場§

3.1.1 闘技場とは、腕、胴、戦闘チェイン、頭、ヒーロー、足、パーマネント、武器の各ゾーンの集合です。§

3.1.1a 格納庫、追放、デッキ、墓地、手札、ピッチ、スタックの各ゾーンは闘技場の一部ではありません。§

3.1.2 闘技場はゾーンではありません。オブジェクトが特にゾーンを指定せずにルールや効果により闘技場に置かれる場合、それはパーマネントゾーンにパーマネントとして配置されます。§

3.1.2a カードはそれがいずれかの闘技場のゾーンにあり、パーマネントの下のサブカードでない場合に、闘技場にあるとみなされます。§

3.2 腕§

3.2.1 腕ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示装備品ゾーンです。§

3.2.2 腕ゾーンにはオブジェクトを1つのみ含むことができ、それはそのゾーンに装備されます。[8.5.41]§

3.2.2a オブジェクトはそれが腕のサブタイプを持つ場合にのみ腕ゾーンに装備できます。§

3.2.3 プレイヤーはゲームの開始時に腕カードを腕ゾーンに装備できます。[4.1]§

3.3 格納庫§

3.3.1 格納庫ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の非開示ゾーンです。§

3.3.2 格納庫ゾーンにはそのオーナーのデッキカードを1枚のみ含むことができます。[1.3.2c]§

3.3.2a 効果により空で無い格納庫ゾーンにカードが置かれる、または空の格納庫ゾーンが無い状態で格納庫ゾーンにカードが置かれる場合、その効果は失敗します。§

3.3.3 「格納庫」という用語は、いずれかのプレイヤーがオーナーであるすべての格納庫ゾーンと、そのゾーンにあるカードを参照します。§

3.3.3a プレイヤーの格納庫は、そのプレイヤーのすべての格納庫ゾーンが空である場合に空であるとみなされます。§

3.3.3b ルールや効果によりカードをいずれかのプレイヤーの格納庫に移動することが指定されている場合、そのカードはそのプレイヤーの空の格納庫ゾーンに移動します。§

3.3.4 格納庫ゾーンのカードはプレイすることができます。[5.1]§

3.4 追放§

3.4.1 追放ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示ゾーンです。§

3.4.2 追放ゾーンにはそのオーナーのカードのみを含むことができます。§

3.5 胴§

3.5.1 胴ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示装備品ゾーンです。§

3.5.2 胴ゾーンにはオブジェクトを1つのみ含むことができ、それはそのゾーンに装備されます。[8.5.41]§

3.5.2a オブジェクトはそれが胴のサブタイプを持つ場合にのみ胴ゾーンに装備できます。§

3.5.3 プレイヤーはゲームの開始時に胴カードを胴ゾーンに装備できます。[4.1]§

3.6 戦闘チェイン§

3.6.1 戦闘チェインゾーンは闘技場の開示ゾーンです。戦闘チェインゾーンは1つのみ存在し、すべてのプレイヤーで共有し、オーナーはいません。§

3.6.2 戦闘チェインゾーンはカードや攻撃プロキシ[1.4.3]のみを含めることができます。§

3.6.3 「戦闘チェイン」という用語は戦闘チェインゾーンを参照します。§

3.6.4 戦闘チェインは戦闘中に「開いている」状態になります。それ以外では「閉じている」状態です。[7]§

3.7 デッキ§

3.7.1 デッキゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場外の非開示ゾーンです。§

3.7.2 デッキゾーンにはそのオーナーのデッキカードのみを含むことができます。[1.3.2c]§

3.7.3 「デッキ」という用語はデッキゾーンを参照します。§

3.7.4 プレイヤーは、特にルールや効果により指定されないかぎり、自身がオーナーであるデッキゾーンのオブジェクトを見ることができません。§

3.7.5 デッキゾーンのオブジェクトは、順序のある1つの束の中に裏向きに配置されます。§

3.7.6 プレイヤーの開始デッキはデッキゾーンにある状態でゲームを開始します。[4.1]§

3.8 墓地§

3.8.1 墓地ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場外の開示ゾーンです。§

3.8.2 墓地ゾーンにはそのオーナーのカードのみを含むことができます。§

3.8.3 「墓地」という用語は墓地ゾーンを参照します。§

3.9 手札§

3.9.1 手札ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場外の非開示ゾーンです。§

3.9.2 手札ゾーンにはそのオーナーのデッキカードのみを含むことができます。[1.3.2c]§

3.9.3 「手札」という用語は手札ゾーンを参照します。§

3.10 頭§

3.10.1 頭ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示装備品ゾーンです。§

3.10.2 頭ゾーンにはオブジェクトを1つのみ含むことができ、それはそのゾーンに装備されます。[8.5.41]§

3.10.2a オブジェクトはそれが頭のサブタイプを持つ場合にのみ頭ゾーンに装備できます。§

3.10.3 プレイヤーはゲームの開始時に頭カードを頭ゾーンに装備できます。[4.1]§

3.11 ヒーロー§

3.11.1 ヒーローゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示ゾーンです。§

3.11.2 ヒーローゾーンにはタイプがヒーローであるカードを1枚と。そのヒーローのソウルのカード0枚以上を含むことができます。§

3.11.3 「ヒーロー」という用語はヒーローゾーンにあるヒーローのタイプを持つカードを参照します。§

3.11.4 プレイヤーは自身のヒーローカードを自身のヒーローゾーンに置いてゲームを開始する義務があります。[4.1]§

3.11.5 ヒーローのソウルとは、ヒーローカードの下に重なっているサブオブジェクトの集合です。[3.0.14]§

3.12 足§

3.12.1 足ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示装備品ゾーンです。§

3.12.2 足ゾーンにはオブジェクトを1つのみ含むことができ、それはそのゾーンに装備されます。[8.5.41]§

3.12.2a オブジェクトはそれが足のサブタイプを持つ場合にのみ足ゾーンに装備できます。§

3.12.3 プレイヤーはゲームの開始時に足カードを足ゾーンに装備できます。[4.1]§

3.13 パーマネント§

3.13.1 パーマネントゾーンは闘技場の開示ゾーンです。パーマネントゾーンは1つのみ存在し、すべてのプレイヤーで共有し、オーナーはいません。§

3.13.2 パーマネントゾーンにはパーマネントのみ含むことができます。§

3.14 ピッチ§

3.14.1 ピッチゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場外の開示ゾーンです。§

3.14.2 ピッチゾーンにはそのオーナーのデッキカードのみを含むことができます。[1.3.2c]§

3.15 スタック§

3.15.1 スタックゾーンは闘技場外の開示ゾーンです。スタックゾーンは1つのみ存在し、すべてのプレイヤーで共有し、オーナーはいません。§

3.15.2 「スタック」という用語はスタックゾーンを参照します。§

3.15.3 スタックは順序のあるレイヤーの集合を含みます。[1.6]§

3.15.4 レイヤーがスタックに加わるとき、それはレイヤーN+1になります。Nはスタック上にすでに存在するレイヤーの数です。§

3.15.5 スタックの一番上のレイヤーはレイヤーNで、Nは最も高い値です。§

3.15.6 ルールや効果によりレイヤーNがスタックから取り除かれたとき、M>NであるレイヤーMはレイヤーM-1になります。§

例:スタック上にレイヤーが4つあります。レイヤー2はインスタント・カードで、「否定」効果により取り除かれました。レイヤー3はレイヤー2になり、レイヤー4はレイヤー3になり、レイヤー1は変化しません。

3.16 武器§

3.16.1 武器ゾーンはいずれかのプレイヤーがオーナーである闘技場の開示ゾーンです。§

3.16.2 武器ゾーンにはオブジェクトを1つのみ含むことができ、それはそのゾーンに装備されます。[8.5.41]§

3.16.2a オブジェクトはそれが武器のタイプか、逆手か矢筒のサブタイプを持つ場合にのみ武器ゾーンに装備できます。サブタイプが両手のオブジェクトは、2つの武器ゾーンに装備する義務があります。[8.2.2]§

3.16.3 プレイヤーはゲームの開始時に武器カードか逆手カードを武器ゾーンに装備できます。[4.1]§